SNS特にFacebookとLINEが爆発的にヒットし利用者が増え始めてから、「仕事の連絡もこれらSNSのダイレクトメッセージで送る」という人も爆発的に増え始めました。
私は以前から「仕事上のやり取りは、必ずメールしかもPCのメールアドレスで」と決めていたので、つい数か月前までずっと「Facebookから仕事のメッセージが来ても、わざわざPCメールへ返信を送る」というこだわりっぷりでやってきましたが、今年の7月頃からだったでしょうか?徐々にFacebookでのダイレクトメッセージでも仕事の連絡を受けるようになりました。
どうしてかって?理由は3つ。
1.仕事をする相手特にお客様で、Facebookでメッセージを送ってくる方が異常に増えたから。
いえ、Facebook上のつながりでお客様を獲得したとか、そういうFacebookマーケティングしたわけではありません。むしろそんな事は全くしていなくて、ただただ、仕事上で知り合った方とFacebookでお友達になり始めただけなんですが・・・気づいたらその「お友達(=仕事上のお客様)」からダイレクトメッセージで仕事の依頼やご相談が来るようになった、というだけ。
2.SNSでメッセージを送ってくる人は「メールチェック」をしていない
頑なにPCからメールで返事をしていた頃から薄々気づいてはいたのですが、SNSでメッセージを送ってくる人って、少なくとも私の周囲では例外なく「PCメールを全くチェックしていない」のです。
だから、連絡や返事をPCメールへ送ってもまず読んでもらえないから、仕事にならない。
3.パソコンを使う人の割合がだいぶ減った
これも最近薄々気づき始めたのですが、自営業者・小さな会社の経営者のかなりの割合の方が「パソコンを持っていない」という状態になりつつあります。
実際、Webサイトの運用支援などをしていても「ウチ、パソコン無いのでスマホかタブレットで運用できるようになりませんか?」っていう相談が増えてきています。
PCの利用率が減るとともに、今後メールの使用も減っていくのだろうな~と思っていて、状況がそうなってから慌ててSNSにも対応するというのではIT活用の専門家としては情けないので、早めに手を打ったということです。
けどやっぱり、仕事でのコミュニケーションや情報のやり取りならメール
ただ、こういうブログを書くと「あ、岸本はSNSでメッセージ送ってもウェルカムで仕事の相談乗ってくれるんだな」と思われてしまうので敢えて書いておこうと思いますが、やっぱり仕事上のちゃんとしたコミュニケーションを取るならメールそれもPCでちゃんと受信できるメール(携帯メールとかじゃなくて)であるべきだと思います。
FacebookやLINEでの返事を書いていていつも思うのですが、やっぱりSNSのダイレクトメッセージ機能って仕事で使うには不便です。
小さな画面でしか確認することが出来ないし、PCから入力するように使いやすく設計はされていないし、データの添付何かの場合もやたらと不便なことが多い。
本音を言えば、SNSで仕事のメッセージを送ってくる人とは、ちょっとした連絡までしか発展しない=それなりに踏み込んだ内容の相談や対応は「これ以上はムリ」となってフェードアウトするよなあ~?と思ってます。
なので、SNSでのメッセージ、ウェルカムではあるけれどSNSで受けた相談や仕事依頼は最初からあんまり積極的に受けるつもりにはならないなあ・・・と思ったりする今日このごろです。