Facebookページ作っただけじゃ何の役にも立たない

この記事は決して「Facebookeページがダメだ」ということを言うものではありません。正しく知って正しく活用するための知識としてお読みください。

Facebookページを一般公開するには?

フェイスブックページは多くの場合「Facebookにログインしていないと見られない状態」になっています。これでは、せっかくビジネス活用にFacebookページを作成しても「フェイスブックを利用していてログインしている人にしか見てもらえない」という限定的なWeb発信になってしまいます。

 

なるべく多くの方に情報発信したいという場合には、Facebookを利用していない人にも、またログインしていない状態でもFacebookページを見てもらえるようにする必要があります。そのためには以下のような設定をしましょう。

Facebookページを開き「設定」をクリック

設定画面の「国別制限」「年齢制限」の部分を「誰でも見ることが出来ます」という状態にすればOKです。(図のようになっていれば、Facebookユーザーでなくても、ログインしていない人でも見られるようになります)

国別制限の項目を「誰でも見ることが出来ます」にするには、「編集」をクリックし、図のように登録されている国名の×印をクリックして削除します。

年齢制限の項目を「誰でも見ることが出来ます」にするには、「編集」をクリックし、図のように「誰でも(13歳以上)」を選択します。

上記の設定ができていれば、Facebookページは一般公開されて誰でも見られるようになります。(Facebook使っていない方でも、またログインしていない方でも)

ご自分のFacebookページがFacebookにログインしていなくても見られるかどうか?を確認するには、以下の手順で確かめてみてください。

  • いったん自分のFacebookページを開き、アドレス(URL)をコピーしておきます。
  • Facebookからログアウトし、その状態でコピーしたアドレスをアドレスバーに貼り付けてFacebookページへアクセスします。
  • あるいは、普段使っていないブラウザ(=Facebookページでログインしていないブラウザ)でFacebookページのアドレスへアクセスします。

これで、Facebookページを見ることができればOKです。

ただし・・・

実際に私ども岸本ビジネスサポートのFacebookページを、Facebookからログアウトした状態でアクセスしてみると、図のような画面になってしまいます。

 

「後で」をクリックすれば、アカウント登録しなくても、ログインしなくてもFacebookページを表示することは出来ます。

 

が・・・

「後で」をクリックして表示されるFacebookページは図のような感じになります。

 

画面上部にずっと「ログインしてください」的なバーが表示され、また画面下には記事の内容に覆いかぶさるように「アカウント登録するかログインしましょう」という画面が表示されます。

 

このため、「Facebookを使っていない方やログインしていない方がFacebookページを見ると、常に画面の下の方は隠れて見えない・読めない」という状態になってしまうというワケです。ここが「ウザい」と表現した理由です。

 

商売やビジネスにFacebookを利用するという場合には、このこともよく理解した上で活用しましょう。

Facebookではない情報発信も用意しておきましょう

Web上の情報発信ってとてもデリケートなもので、こういう感じで「画面に邪魔なものが覆いかぶさる」とか「ログインしないと便利じゃないよ」というような状態で発信していると、場合によっては却って印象を損なってしまったり、アクセスしてもらえなくなったりします。

 

また、そもそもFacebook使っていない方に「Facebook使ってないと読めないのか」という疎外感を持たせてしまう恐れもあります。

 

こういうことを避けるためには、ログインしなくてもアクセスできて、登録ユーザーやログインしている方と差別されることなく見たり読んだりできるWebサイトというものを用意しておくことも必要です。例えばブログとか、あるいは例えばJimdoなどで作ったWebサイトとか。

Facebookページは効果がないの?

いえ、そんなことは全くありません。むしろ逆で、きちんとした活用計画やノウハウを持って運用すればきちんとした効果を上げることが出来るのです。多くの事業者様の場合、そのことを意識せずに一生懸命ひたすらFacebookページを作って更新していることが多いようです。

 

FacebookページとブログやWebサイト、どう使い分ければ良い?情報発信のツールとしてどう違うの?・・・これは私どものWeb活用講座でお話させていただきます。どうぞご期待ください!